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🚁防災・減災×STEAM教育イベント【第2回開催レポート】ドローンで災害現場を飛び越えろ!2025年9月27日

  • 執筆者の写真: ドローンラボ 香川
    ドローンラボ 香川
  • 9月29日
  • 読了時間: 3分

共催:穴吹エンタープライズ


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香川ドローンラボでは、善通寺市の小学生児童を対象にした「防災・減災×STEAM教育イベント」の第2回を開催しました。今回は、災害現場を模したジオラマを舞台に、ドローンを使った“救助チャレンジ”に挑戦。子どもたちは、操縦技術だけでなく、協力・判断・観察力を駆使しながら、リアルな防災体験を楽しみました。


🕹️まずは4種類のドローン飛行シミュレーターでウォーミングアップ!

イベントの冒頭では、4種類のドローン飛行シミュレーターを使って、基本操作や飛行感覚を体験。画面上での仮想飛行ながら、風の影響や障害物の回避など、実際の操縦に近い感覚を味わえる内容で、子どもたちは夢中になって操作に取り組んでいました。

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🗺️DJI Neoで災害ジオラマを飛行!

続いて、香川ドローンラボが独自に制作した災害・危険地帯を模したジオラマの中を、DJI Neoを使って飛行。倒壊した建物や火災現場を模したエリアを慎重に飛び回りながら、対象物の発見や安全なルートの確認など、災害対応の視点を学びました。

🤝3人一組で協力飛行!TASUKEチャレンジに挑戦

最後は、3人一組のチームに分かれての協力飛行。それぞれが「コントローラー役」「ゴーグル役」「指示役」に分かれ、狭いジオラマ空間を壁にぶつからないように飛行しながら、火災発生場所や要救助者を探すミッションに挑戦しました。

「こっちに炎が見える!」「もう少し下!右に!」と声を掛け合いながら、子どもたちは真剣な表情で操作に集中。チームワークと観察力が試される場面では、自然とリーダーシップや協調性が育まれている様子が印象的でした。

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ドローンを壁にぶつけることなく進めたチームによると、「ほんとにちょっとずつ、確認しながら協力して進めた」とのこと。とても大事なことですね。また、お手伝いに来てくれている穴吹カレッジの学生さんによると「ぶつけていないチームは、無駄な動きがなく機体を動かすのではなくカメラで見渡すように動かしていた」とのこと。

実際、災害現場になると、飛ばすことが可能な空間は小さく明かりもないはずなので、カメラが捉える映像をまず把握しないといけません。慎重さを欠いてしまうと、壁にぶつかる、はたまた被災者にぶつかるなど二次災害が起こりえます。それはあってはなりません。

ゴーグルをつけた生徒さんの中には、操縦していないために「気持ちがわるくなった」という子もいました。向き不向きは当然ありますが、日ごろから慣れておくのも一つかと思います。


🔜次回予告:プログラミングで災害救助に挑戦!

第3回では、ドローンのプログラミング飛行に挑戦予定。子どもたちが自ら飛行ルートを設計し、災害現場を想定したチーム対抗TASUKEチャレンジに挑みます。論理的思考力と創造力を活かした“未来の防災リーダー”の姿が、今から楽しみです!

 
 
 

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