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徳島県松茂町防災フェスティバル

  • 執筆者の写真: ドローンラボ 香川
    ドローンラボ 香川
  • 6月27日
  • 読了時間: 4分

~空港周辺でのドローン飛行~

2回目の参加!
2回目の参加!

イベントが行われたマツシゲートは、「地方創生」の拠点であると同時に、「災害復興」の拠点としての機能も兼ね備え、津波浸水対策のため高さ3メートル、周囲500メートルの防護壁で囲われています。 中に入ると、外とは遮断され、独特の時間が流れている感じでした。ただ、きれいに整備された施設と芝生広場、特産品が購入できる売店があり、防災や避難を考える時でなければとても心落ち着く安心感のある場所と思えます。また、囲ってある壁は壁画アートとして色んなアーティストの方が絵を描いており、写真スポットになるようなワクワク空間になっています。

公式ページより
公式ページより

今回、私たちが用意したのはドローンサッカー用の機体スカイキックとDJI Neo。DJI Neoはスマホアプリでの操作も可能ですが、送信機を使えば10キロの距離で映像の伝送を実現できます。135gと小型のため、持ち運びもとっても楽です。また、手のひらから離発着し、撮影モードの選択で、送信機を必要とせず自動的に撮影をしてくれたりと、小型ながらかなりの高性能機体となっています。

ただDJI NEOを飛行する為には、徳島阿波おどり空港が近いこともあり、規制対象となる飛行(特定飛行)となりますので飛行許可を得る必要があります。飛行の許可を得ていてもジオフェンス機能(安全機能)により、プロペラが回らないプログラムがありますので、事前にDJIへ連絡を入れて特定のエリアのみ飛行出来る様にプログラムを解除してもらっていました。

このDJIへの連絡は当日でも対応可能な場合はありますが、空港周辺の飛行の場合は当日対応では間に合わない事が十分考えられますので、数週間前より準備にとりかかっています。


注意いただきたいのは、スカイキックの様な100g未満の機体です。こういった機体はジオフェンスのプログラムがないので、プロペラが回って飛行できるものもあります。100g未満の機体なので、航空法適用外とはなりますが空港周辺の制限表面下での飛行の際は十分に注意が必要ですし(制限表面下でも良い場所と駄目な場所があり、高度制限等細かな規定がありますので、100g未満の機体であっても空港周辺での飛行の際は空港へ問い合わせをして下さい)、小型無人機飛行禁止法は適用されますので、航空法以外の法律も考える必要があります。


小さいほうがSKYKICK、大きい方は40センチクラスのドローンサッカーの機体になります
小さいほうがSKYKICK、大きい方は40センチクラスのドローンサッカーの機体になります

飛行計画作成の際には飛行場所のエリアは必ずチェックしなければなりません。飛行禁止区域や制限区域を事前に確認し各関係機関への連絡が重要となって参ります。


なお今回飛行した環境は、写真に載っているゲージの中での飛行でしたので、上記航空法の適用外での運用でした。ゲージの中ですので、離着陸の為に低空で飛行している飛行機やヘリコプターに影響を及ぼすことはない環境にはなりますが、常に緊張感をもって運営していました。



飛び上がるドローンにみんな真剣です
飛び上がるドローンにみんな真剣です

防災フェスティバルということでしたが、私たちはドローンを身近に知ってもらうため、空気を入れて設置するドローンサッカーコートを広げ、吊るしたゴールにドローンをくぐらせてもらうということをしました。 保護者とご一緒なら未就学児のお子様もご参加いただきました。参加できる人数には限りがあるので、お待たせしたりお断りしたお客様には大変申し訳なかったです。 お子様だけではなく、大人の方も、コントローラーを持つと真剣な面持ちで、一所懸命ゴールにくぐらせようとしていました。ドローンの体験を楽しんで頂けている様で、私達も楽しい気持ちにさせて頂きました。 防災意識の中に、ドローンで可能になるものがあると感じでくれたら嬉しいです。

ご参加ありがとうございました!

松茂係長
松茂係長




 
 
 

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