INSPECTION COURSE
非破壊検査基本技術コース
建築物などを壊すことなく点検できるようになる、高度な操縦技術が身につくコース
このコースから始まる未来
●土木・建築関係の点検技術を習得
●高度な点検技術が求められる公共事業へのチャレンジ
●チームでドローンを活用する
●ドローンビジネスでの起業、事業構築
構造物を、通常のぞき込めない場所や角度から、ドローンを用いて検査する技能を習得します。初級は初歩の知識と技能を、中級では構造物を使った実地研修を行うことで高い検査スキルを身につけていただきます。「フライト基本技術コース」を含む計5日で構成されています。
非破壊検査基本技術コースを受講して生かせること
事例①:赤外線とドローンを組み合わせた、建物外壁材調査
建築基準法第12条に基づき、建設10年を超えた事業所・ホテル・病院などは3年以内に全面点検を行い、調査・報告を行う義務があります。しかし、従来は人が高所するため作業に危険が伴うほか、足場を組むためにコストが膨らみました。
地上赤外線と赤外線カメラを搭載したドローンを組み合わせることで、従来より安全かつ、広範囲にわたって調査をすることができます。この方法により、調査期間は通常30日のところ2日に短縮、費用も約1/3に抑えられた事例があります。
事例②:ドローンによる屋根点検
一般家屋や各種建築物の屋根点検にもドローンを活用することができます。屋根点検とは、屋根の劣化した場所や塗装が必要な箇所をチェックし、補修計画を立てる作業です。
ドローンに搭載されているカメラは高性能のため、人の目では見逃しがちな細かいひび割れまで確認することができます。従来の方法で屋根点検をする場合、足場を組むなど準備の段階から含めると半日から1日がかりでしたが、ドローンを使えば半分以下の時間でより広範囲を点検可能です。
事例③:ドローンによる太陽光パネル点検
太陽光パネルは長期間屋外で使用する設備のため、定期的なメンテナンスや点検が欠かせません。しかしながら人力で確認を行う際、特に敷地が広大な場合は作業員をたくさん動員して人海戦術で望む必要があります。それゆえに多大なコストを要すのがネック。
太陽光パネルの点検にドローンを用いる場合、操縦者1名だけで点検できるため、コストを大幅に削減できます。また、太陽光パネルは破損していることもあるので、人間がうっかり近づくと感電してしまう恐れも。空撮で点検するドローンであればそのような危険もありません。
ドローンで構造物点検を行うための、点検に必要な初歩の技術と技術向上を目指すコース
全員
※フライト基本技術コースを卒業された方は、5日目(初級)のみの受講も可能です。
他団体のスク ールを卒業された方は、技術等の確認をいたします。
注意・安全・ドローン
申請書について
シミュレーション
気候・電波について
その他
復習・補講
基礎
8の字など
空撮・ATTIなど
試験
座学・実技
点検に必要な
初歩の技術
技術向上のための練習
※試験にて基準を満たさない場合は追試を行います。
非破壊点検を行いたい方だけでなく技術を向上させたい方など、どなたでも受講頂けます。
人材開発支援助成金
JUAVACドローンエキスパートアカデミーのカリキュラムは、厚生労働省の定める「人材開発支援助成金」の要件を満たしております。
支給対象事業主及び事業主団体等は「雇用保険適用事業所」であることが必要です。