
SURVEYING COURSE
測量基本技術コース
ドローンによる測量・点検技術を習得し、主に土木・建築現場で生かすためのコース

このコースから始まる未来
●土木・建築関係の測量や点検技術を習得
●ドローン測量の中級管理士または中級技能士
●重機免許取得者のさらなるスキルアップ
●ドローンビジネスでの起業、事業構築
初級では空中写真測量における素材を収集し、解析結果が得られるまでの知識を。中級ではより実技にフォーカスし、公共測量マニュアルに沿って現場でドローンをコントロールできるようになっていただきます。「フライト基本技術コース」を含む計5日で構成されています。
測量にドローンを使用するメリット・デメリット
メリット
■時間とコストを抑えられる
上空から短時間で測量を行うことに加え、測量データの解析も素早く行います。またドローンは無人航空機のため、有人航空機に比べて準備にも時間がかかりません。
ほとんど人員を必要としないため、従来法に比べて人件費を削減することができます。
■測量できる場所が多い
ドローン測量は上空から測量を行うため、測量範囲に制約がありません。従来方法では測量できなかった場所も測量することができるのです。(法令に準ずる)
地上で人間が測量を行う場合、人が立ち入れない場所や危険な場所では測量を行うことができませんでした。しかし、ドローンの場合は無人航空機なので、測量する場所に制約を受けないのです。
■3Dモデルを容易に作成できる
ドローン測量は測量したデータを元にして、3Dモデルを比較的容易に作成することができます。ドローンは地形の情報を点群データとして保存しているため、専用ソフトを用いて自動的に解析を行うことができるの です。
従来の地上で測量を行う場合では、測量作業に加えて取得データから必要な図を作成するためにも時間を要していました。しかし、ドローン測量の場合は自動的に必要な図を作成することができるのです。
デメリット
■測量範囲や凹凸の有無によっては割高
ドローン測量は比較的広範囲の測量に適しているため、測量範囲が狭い場合には割高になる可能性があります。狭い範囲であれば、地上で人間が測量を行った方が費用を抑えられることもあります。
また、測量範囲が大きくても凹凸がないような場所であれば、地上から簡単に測量を行える場合があります。測量を行いたい場所に応じて測量方法を選択するのが良いでしょう。
ドローン測量は便利ですが、測量場所の範囲や形状によってはデメリットとなる可能性があります。ただし、現在ドローンに関する技術は発展途上であるため、将来的には改善される可能性は大いにあります。
測量の基礎知識とドローンによる空中 写真測量の方法を習得し、空撮と解析 方法の基礎を学ぶコース
注意・安全・ドローン
申請書について
シミュレーション
気候・電波について
その他
復習・補講
測量の基礎知識
空中写真測量の基礎知識
フライトプランなど
基礎
8の字など
空撮・ATTIなど
試験
座学・実技
自動航行撮影
三次元解析
試験
※試験にて基準を満たさない場合は追試を行います。
・測量士による空中写真測量の補助が出来ることを目指 します。
・自動航行による空中写真測量において必要な素材を収集 し、簡易な解析結果を得られるまでの技術を習得することが出来ます。
・空中写真測量の要点 と解析方法を理解することで、成果物の精度向上の基礎を学びます。
・その他、空中写真測量を行う際の安全管理など、実l践 で役立つ知識を得ることができます。
・フライ ト基本技術コースの内容を含み飛行許可申請の要作を満たして いるので、卒業後は国土交通省へ飛行許可申請を行うことが出来るようになります。
i-Construction の実際の現場で活躍可能なスキルを得られるコース 。
また、一般社団法人ドローン測量教育研究機構 (DSERO)が実施する認定資格
「ドローン測量 (管理士・技能士)」 の資格取得に必要な知識を学びます。
測量初級を卒業、または同等の知識と技能を有する方で、測量の基礎知識及び実測の技能を有する方 (対象外の方はフォロー講習有り)
座学
測量基礎知識 (基準点・写真測量・作業規定準則等)
「UAVを用いた公共測量マニユアル (案)」
「空中写真測量(無人航空機)を用いた出来形管理要領 (土工編X案)」
「三次元点群を使用した断面図作成マニユアル」
「公共測量におけるUAVの↑史用に関する安全基準」
津拠の精度管理知識
実技
撮影計画
対標設備測量
自動航行撮影
SM処理
フィルタリング
出来形管理
DSERO認 定資格 (管理士 )試験
(一般社団法人ドローン測量教育研究機構が実施する認定資格)
RO認 定資格 (技能士 )試験
(一般社団法人 ドローン測量教育研究機構が実施する認定資格)
国土交通省、国土地理院が公表しているドローンを利用した公共測量マニュアルおよび出来形管理要領等を使用して 、国土交通省、国土地理院が求めるレベルで空中写真測量を実施できることを目指します。
講座では位置精度5cm以内の精度の出来形管理を想定して実習を行います。
・i-Constructionで求められるデスクワークの知識と、実践技能を綱羅し、一連の現場スキルを習得することが出来ます。
・測量成果作成の講義では、データ作成のスキルだけでなく作成した三次元点群の検査及び出来形管理 に必要な帳票作成の作業を習得することが出来ます。